「人工知能『東ロボくん』、センター試験模試で…」「上から目線」の写真で分かるのは…」~視点を変えて。
地上で生きている限り、まず、見える位置は変わらない。
思考しているときも何かを見つめているわけで、
その立ち位置を論理的に変えることも
簡単なことではない。
大学入試問題への挑戦を通し、「AIが人間に取って代わる可能性のある分野は何か」を考える際の指標、AIの進化の客観的なベンチマークを指し示すこと――がプロジェクトの狙いだ。
数学と世界史で高い偏差値を弾き出しているAI(人工知能)
だけれども、自分が受験してたころを思い出す。
試験問題の日本語がおかしくて苦労したことはなかったか?
それも、AIは自然言語処理でクリアしていくんだろう。
国語を筆頭に語学の偏差値が低いのは、
ひょっとしたら問題を作る側に過ちがあったのでは?
と勘ぐりたくなったり。
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顔がはっきり分かるのは、アゴが上がっているか、仰向けに転がされているか…。つまり、必然的に劣勢か負けている力士に焦点があたるのだ。皮肉な写真でもあるが、面白いのでたまに紙面でも使うことがある。
競技の性格上仕方ないとはいえ、相撲の指導には使える視点。
稽古部屋の天井にカメラが設置される日も近いのではないか。
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「視点を変えろ」とはよく上から言われたものだ。
テクノロジーがいくらかそれを可能にしてはくれている。
肉眼で見るものとカメラがとらえた映像が違ったり、
そもそも、イメージと鏡に写る自分がまるでアレだったり。
煮詰まったら、機械に頼るのは悪いことではないかもしれない。
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