映画予告編(トレーラー"Trailer")の法則とその実践~スター・ウォーズでやってる人
2015年に映画館で観た映画は9本だった。
だから、ベスト10は作れません。
ベスト5は審美眼がないので発表しません。
日本の当人が思っているほどおもしろくもないコメディアンが
映画館の予告編をイジって笑いをとっている。
あんなに浅いものではない。
・ フォグホーン(船が霧の中を航行するときに鳴らす笛)の音
・ 低音で「ジャーン」とか「ドンッ」と鳴る
・ 不気味な声が入る
・ フォグホーン直後or直前の破壊シーンの連続
・ 最後に入れてくるちょっとしたギャグ
物語を構成する要素で古い言い回しに「序・破・急」というのがある。
導入し、驚かし、心を躍らせるという仕組み。
簡単なようで、何においてもこれがなかなか難しい。
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「これシロウトが作ってないだろー」ってくらいの出来。
Youtubeで検索するといっぱい出てくる。
「帝国の逆襲」が多く、いかに人気と評価がともに高いかがわかる。
先に書いた法則とは外れているようで、
大きく見るとシッカリはまっていて、これはなるほど、と思わせる。
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20世紀を「映像の世紀」と呼ぶ向きがある。
なるほど、映画にテレビと、ずいぶん発達した。
クラシック音楽などは、もっと昔のメディアだったんだろう。
クドいようですけど、これを何度も聴いている。
これなんかは、音だけでつくられた物語ですよね。
クラシックの楽器の多さや構成の複雑さは、
映像の時代以前のメディアのはたらきもあったんだよね、きっと。
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今日、町の映画館で映画も見ずに、
「スター・ウォーズ~フォースの覚醒」のパンフを買いました。
観に行ったときに買わなくて。
もう一度観たいけれども、なんか、お金と時間をケチってる。
デカいスクリーンでもう一度体験しておくべきか、
これを書いている今も迷っている。
---------------(以下定期)
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