街歩き六級のわけを~散歩に出られないたったひとつの理由
街歩き番組がふえて、一段落。
やはりあれは難しいものだ。
ある場所を楽しもうとして歩いていた。
いわゆる散歩でいいと思う。
でも、何か違うな、と思いながら歩いていた。
その理由を、テレビを観ていて気づいた。
上のドラマの主人公が、外出するときにカメラを首からさげて
出掛けていく。それになんか、違和感があった。
散歩にカメラ。やっぱり、違和感しかない。
けれども、時代は変わって、スマホのカメラで写真を撮る。
カメラをさげて出掛ける姿に、
なにか、気取りのようなものを感じるのだ。
あんまり素直な感覚ではない。自分のことがいやになる。
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街ぶらもその方式でやってるよ。"@HikaruIjuin: 基本ラインとして、生きていることがそれほど面白いわけがない、まで下げておくと、多少のことで面白くなる方式を僕はとっています @HikaruIjuin 最近生きてて、つまらないです。楽しくするにはどうしたらいいでしょう。
— 三村マサカズ (@hentaimimura) 2014, 1月 7
ボクは散歩ができない。
Aという目的地に何かを買うために、とか、
目的がないと動けない。これは体質かもしれない。
散歩をエンターテインメントまでに押し上げる達人の言は
これ、すごいことをサラッと言うなーと感心した記憶がある。
これはひとつ、極意のことのように思える。
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散歩にもっと出ようと思うようになった。
外へ出ない限り、なにもない。
なぜなら、世界はそれほど面白くないんだから。