青の手帖

今から未来。小匙一杯の刺激を。

街歩き六級のわけを~散歩に出られないたったひとつの理由

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街歩き番組がふえて、一段落。

やはりあれは難しいものだ。

 ある場所を楽しもうとして歩いていた。

いわゆる散歩でいいと思う。

でも、何か違うな、と思いながら歩いていた。

その理由を、テレビを観ていて気づいた。

www.tv-tokyo.co.jp

上のドラマの主人公が、外出するときにカメラを首からさげて

出掛けていく。それになんか、違和感があった。

散歩にカメラ。やっぱり、違和感しかない。

けれども、時代は変わって、スマホのカメラで写真を撮る。

数年前のコンデジより最新のスマホのほうが写真がキレイだ。

カメラをさげて出掛ける姿に、

なにか、気取りのようなものを感じるのだ。

あんまり素直な感覚ではない。自分のことがいやになる。

     *

ボクは散歩ができない。

Aという目的地に何かを買うために、とか、

目的がないと動けない。これは体質かもしれない。

上の伊集院光氏と三村マサカズという、

散歩をエンターテインメントまでに押し上げる達人の言は

これ、すごいことをサラッと言うなーと感心した記憶がある。

これはひとつ、極意のことのように思える。

     *

散歩にもっと出ようと思うようになった。

外へ出ない限り、なにもない。

なぜなら、世界はそれほど面白くないんだから。